FXの証拠金計算式
おつかれ様です。
天気いいですよね。
ドライブ日和ですが、毎日レッスンの日々です。
ところで、証拠金計算はちゃんとできますか?
意外ですが、この計算をちゃんとできる方はあまりいません。
あまり勉強しないでスタートされたトレーダーの方はほとんどできません。
証拠金を計算できないと非常に危険なので、ちゃんとできるようになっておきましょう。
証券会社のサイトにも計算システムがありますが、なぜその数字になるのか知らないのはダメです。
しっかり自分自身で計算ができるようになっておきましょう。
資金が減った時、資金が増えた時、証拠金の計算が必要になってきます。
なぜなら、購入できる枚数が変わるからです。
もちろん、大きく為替レートが変わっても同じです。証拠金が変わってきます。
その度に、見直しを行わないといけません。
見直しをしないとどうなるのか?
資金が増えている時はまぁいいのですが、資金が減った時に
この購入できる枚数の見直しを行わないと大変なことになりかねません。
というのも、強制ロスカットになってしまう可能性が高いのです。
おそらく、素人の方は経験があるのではないでしょうか?
資金が減ったまま同じ枚数で取引していると突然ロスカットで決済されてしまった。
という経験はよく聞きます。
これは、資金が減った時に証拠金の計算をし直して取引枚数の見直しを行わなかったことが原因です。
資金に減ったら、取引枚数を減らさないとリスクが高くなってしまいます。
当初の資金では、100pips逆行してもロスカットされない計算だったのに、
資金が減って知らずと20pips逆行でロスカットされるようなことになってしまっている方が多いということです。
では、どのように計算するか書いていきます。
ここでは一般的な資金マネジメントを書きますね。
一般的に資金に対して使える証拠金は1割と言われています。
50万円の資金があれば、5万円の証拠金がMAXだという計算です。
では、5万円で取引できる資金はどのくらいなのかを計算していきましょう。
この資金が増えれば、使える証拠金も増えますし取引できる枚数も増えます。
逆に資金が減ってしまえば、取引可能な枚数も減るということになります。
条件:$1=100円、レバレッジ25倍
でUSD/JPYの取引に関しての計算をしてみましょう。
1万通貨を取引するのに必要な証拠金を計算してみましょう。
1万通貨を言い換えると$10000です。
$10000=100万円です。
この数字をレバレッジで割ります。
100万円÷25=4万円
1万通貨の取引に必要な証拠金は4万円という計算になりました。
使える証拠金は資金の1割でしたから、5万円の範囲内ということになります。
よって、50万円の資金で上記条件の場合、USD/JPYは1万通貨の売買が可能だという計算になります。
購入可能な枚数を計算する公式を書きます。
購入可能な枚数=1割の資金÷1万通貨当たりの証拠金
【練習問題1】
条件:資金100万円、1ユーロ=140円、レバ25倍、取引通貨ペアEUR/JPY
この場合、何万通貨の取引ができるでしょう?
条件を公式に当てはめると、
10万円÷(140×10000÷25)=1.7857・・・
という計算になります。
よって、答えは1.7万通貨ということになります。
【練習問題2】
条件:資金300万円、1ポンド=180円、レバ25倍、取引通貨ペアGBP/USD
この場合は?
30万円÷(180×10000÷25)=4.1666・・・
よって、4.1万通貨ということになります。
大きく為替レートが変わった時や資金が減った時はすぐにこの公式に当てはめて計算しましょう。
また、資金が増えた時にこれをやるとどういうことになるかというと、
複利運用が可能になります。
単利?複利?って知ってますかね?
あ、この複利に関してはまた別に書きますね。
ではまた次回。
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